こんにちは
札幌の痛み改善パーソナルトレーナー松永健吾です
皆さんは
「コア」とか「体幹」って聞いたことありますか?
このブログを見るような身体への意識が高い方ならほぼ間違いなく聞いたことがあると思います
「体幹トレーニング」という形で
様々なメディアで取り上げられたり、有名人、有名スポーツ選手が行なっていると話題に上がっています
この「体幹トレーニング」ですが
有名になればなるほど誤解が広がるようです
その代表的なものとして
「アウターマッスルばかり鍛えるよりインナーマッスル(体幹)を鍛えた方が良い」
という考えがあります
細かい筋肉の動きや名称などは書いている方がたくさんいるので譲りますが
特に女性の中でこの考えが強いのかなと思います
アウターマッスル=ゴリゴリした感じ
インナーマッスル=しなやかな感じ
みたいなイメージでしょうか?
未だに
「筋肉つくと太くなるから筋トレはしたくないの!」
なんて方がいるので
だいたいの女性は筋トレをすることで筋肉がついて太くなることを恐れている方が多いことがわかります
そしてそう言う方に限ってふくよかだったりします、、、、
筋トレはキレイなボディラインを作るために必須ですし、女性は筋肉がそんなに太くなりません!
体幹に話を戻すと、こういった理由から
地味でツラーい体幹トレーニングなるものを一生懸命やっている女性を多く見かけます
アウターマッスル=動かす筋肉
インナーマッスル(体幹)=安定させる筋肉
なので(ざっくり分けると)どちらかに偏ってはいけません
「ボディビルダーの筋肉は表面だけの使えない筋肉だ」
とバカにするような方も(下手したらトレーナーにも)いますが
この身体でインナーマッスル(体幹)がふにゃふにゃな様に見えますか?笑
インナーマッスル(体幹)は日常動作において単独で働くということはほとんどなく、上肢や下肢と共に、また連結しながら働きます
例えばスクワットやショルダープレスなど
重りを担いだり上に持ち上げるトレーニングで
インナーマッスル(体幹)の力が抜けると腰にもの凄い負担がかかり
軽重量でも即ケガをします
図の持ち上げた重りの負担がダイレクトに腰にくるわけですね
ビルダーの方々は体重の2倍3倍もの重量を扱っているので、アウターマッスルはもちろん、もの凄く強靭なインナーマッスル(体幹)を持っています
体幹とは本来単独で鍛えるものではなく
スクワットの時に体幹の力を抜かないようにする
腕立て伏せの時に 〃
背筋の時に 〃
日常動作やスポーツ動作の時に 〃
と、動作ありきのものなのです
もちろん単独で鍛えて効果はゼロではありませんが
スポーツ目的なら競技に近い動きの中で体幹を使えるようにならなければいけないし
ダイエット目的なら体幹部以外にも大きな筋肉はたくさんあるので他の大筋群をウエイトトレーニングで鍛える必要があるし
機能障害改善だったら人間体幹部だけで動くわけじゃないので肩や下肢のトレーニングも必須です
テレビや雑誌などのメディアは
食いつきやすいコピーや内容で視聴率を獲得する
のが目的なので
その内容はかなり限定的だったり、極端だったりします
その結果の
「体幹トレーニング信仰」
が進んでいるのかなと思います
メディアの情報を鵜呑みにするのは危険です
特に身体を変えようと決心をした前向きな皆さんには、変な情報に振り回されない広い視野を持ってほしいと思います
このブログの内容も、膨大な情報の中の一つとして捉えて頂ければと思います
体軸パーソナルトレーナー 松永健吾
◯体軸とは
◯料金について
◯パーソナルトレーニングとは
◯教室について
◯部活指導について
◯症状別セッション例
◯スポーツ別セッション例
◯まずは体験から
◯現在の予約空き状況
こんにちは。
私は一昨年の10月に交通事故にあって、体幹機能障害の障害者手帳2級保持者です。
現在は車椅子レベルです。
私もお尻や腹筋等体幹部が大変弱く、現在リハビリ中で、更に一カ月後に手術も控えています。
ブログ読ませて頂きました。
また読ませて頂きます。
良かったら私のブログにも遊びに来て下さい。